子育て

双子育児☆乗り切るためのコツと買ってよかった育児グッズ

2人目と思っていたら、何と双子!!

上の子のお世話もあるのに、双子の授乳・オムツ替え・寝かしつけ・・・
あれ?私はいつ寝たらいいのかな?

そんな双子育児の辛さは経験した人にしか分からないものがあります。
そんな想像を絶する日々で色んなベビーグッズや考え方に助けられました。

この記事では双子育児に役に立ったグッズ。役に立たなかったグッズ。
一人の育児とどう違うのか、双子育児を乗り切るコツなどをまとめてみました。

少しでもこれから双子を育てる方の参考になれば幸いです。

地獄の新生児期を乗り切ろう!

新生児期の赤ちゃんは、一人でも大変です。
3時間ごとの授乳、オムツ替え、お風呂・・・とちゃんと眠れるのは3時間程度なんてことも・・・。

これが双子となると、もう収集がつきません。双子だからって授乳のタイミングが合うはずもなく、
やっと一人を寝かしつけたと思ったら、もう一人が泣きだして・・・
常にどちらかが泣いている状態。
さらに二人同時に泣こうものなら、抱っこしたいけど私の手は二本しかないのだが?とオロオロ。

夜にいたっては自分がいつ寝たのかも分からないといった状況になります。
一日のうちで1時間・・・30分・・・15分。と細切れに睡眠をなんとか取るという状態。

自分自身、本当に辛かったようで、産後の3か月はどうやって育てたのかほぼ記憶にないほどです!!(笑)

双子育児で一番地獄なのは最初の3か月!!3か月を超えたあたりから徐々に授乳のタイミングや睡眠など双子のライフスタイルが整ってきます。

そうして1歳~1歳半ごろには、最初の頃を思えばだいぶ楽になってくれます。

一番つらい時期は、一人では乗り切れません。

旦那さん、親、兄弟、友人、近所の人。行政サービス。何でもいいんです。

私は双子を育てているんだ!大変なんだ!!
自分一人でなく頼れる人すべてに頼る!!と割り切って双子育児に挑みましょう。

授乳グッズ

授乳は母乳とミルクの混合でOK

授乳は、母乳とミルクの混合栄養でOKです。
理想の育児にこだわる必要は全くありません

私は一人目は母乳。二人目の双子たちは、母乳とミルクの混合でした。
けれど、大きくなった今となっては、上の子と下の双子の成長は何も変わりません。

ミルクでも元気にすくすく育ちますよ!

そして、ぜひやって欲しいのが強制同時授乳!!笑

授乳のタイミングをこちらで合わせてしまおう。という方法です。一人の授乳のタイミングで一緒にもう一人にも授乳をする。そうすることによってお母さんの負担が格段に減ります。

双子用授乳クッション

毎日の授乳を楽にしてくれるアイテムの1つが授乳クッション

なんと、双子用の授乳クッションがあるんです!!
一人目の時の授乳クッションで一人ずつ頑張っていた私って一体・・・
双子ママ仲間に教えてもらった商品ですが、同時授乳をするにあたって大変便利なアイテムです。

授乳マクラ

また、他の便利グッズとしてハンズフリーで授乳のできるクッションもあります。
私は親の支援を受けられたので使用しませんでしたが、双子仲間のママさんの中には使用している人もいました。授乳時間に他の事ができてとても良かったそうです。

双子育児では、手間を減らすことに罪悪感などいりません!!寝返りも完了して活発に動き出すころには、自分で哺乳瓶を持てるようにもなるので、それまでのつなぎとして使ってみてはいかがでしょうか。

↓「ママ代行ミルク屋さん」はハンズフリーで授乳のできるすぐれもの。

寝かしつけグッズ

ベビーベッド

「場所をとるしすぐ使わなくなるからいらないよ。」
という意見もありますが、私の双子育児ではあってよかったベビーベッド。

新生児~寝返り完了までは二人を一緒に寝かせていました。

うちには上の子がいたので、上の子に踏まれないように(笑)避難場所として。
また、おすわり完了後も、お掃除のときはここに閉じ込めてみたり。
活用法はさまざまです。

ちなみに、とじこめている間、柵の間から二対の瞳が並んで、じっとこちらをのぞいている様子は悶えるほど可愛いものでしたよ。

レンタルもあるので、試してみてはいかがでしょうか。

ベビーベッドの購入を検討されている方はファルスカのベビーベッドはどうでしょうか。
ちょっと値段が張りますが、そこまで大きくない・高さ調節が簡単・ベビーベッド意外にベビーサークルとして使用できる。という利点があり、見た目もお洒落でお勧めです。

バウンサー

一人目の時から大活躍だったバウンサー。
バウンサーとは、赤ちゃんを包み込んで、ゆりかごのように優しくゆれてあやしてくれるベビーチェアのようなものです。

バウンサーの利点はなんといっても機動性。
ベビーラックよりも軽くて小ぶりなので部屋を移動させてそこで寝かせる。といったことがすぐにできます。

双子育児では、一人を待たせているあいだバウンサーに乗せて足で揺らす・・・。といったちょっと行儀の悪い方法で二人を同時にお世話したりと大活躍でした。

ベビービョルンのバウンサーは、やはり丈夫につくられている気がします。
私は一人目から使用して、双子にもフル活用した後に、甥っ子に譲りましたが全然今でも使えているようです。

電動式ベビーラック

双子育児で私が一番欲しいと思ったもの。それは電動ベビーラックです。
ベビーラックは背もたれの角度が調整出来て、そこに赤ちゃんを寝かせたり、ベビーチェアとして使えるベビーグッズです。ある程度大きくなれば離乳食をそこで食べさせたりもできます。

もともと、一人目の時に電動ではないタイプのベビーラックを購入していました。
それを下の子の双子育児にも使えばいいや。と気楽に考えてしました。
それが、双子のお世話となると一人を抱っこしながら、もう一人をベビーラックに乗せる。
という事案がよく発生します。
その時に、ベビーラックに乗せた方がグズるグズる・・・”(-“”-)”
抱っこで両手がふさがれている状態で、ベビーラックを揺らすのは・・・そうですね(笑)
足でベビーラックを揺すりながら、抱っこしている方をあやすのは中々骨が折れます。

その点、電動であれば自動でスイングしてくれるので、足の出番が無くなり、もう一人のお世話に集中できます。

先輩双子ママに「電動は楽だったわ~。」なんて話を聞いて、お下がりにこだわらずに電動を買うか、レンタルしておいたら良かったな。と思いました。

お風呂グッズ

ベビーバスは使い倒す

ベビーバスを使うのは新生児だけ?
いいえ。ベビーバスに入らなくなる限界までそこで沐浴させて大丈夫です(笑)

うちの双子は小柄だったせいもあり、3か月ごろにベビーバスがパツパツになるまでそこで入浴させていました。首が座ったらお風呂も楽になるので首が座るまでの使用と決めてもよいかもしれませんね。


台所のシンクで使えるタイプのものを選べば、お湯を運ぶ手間も省けますし、腰も痛くならずにすみます。
私はこちらのタイプを愛用していましたが、
この他にも色んな種類がありますので、探してみてください。

双子のおでかけグッズ

双子でもっとも大変なものの1つがおでかけ。(何しても大変だけど)

双子用ベビーカーは一人用と違い場所をとるし重いです。
車移動にしても、チャイルドシートも二つ必要。

そして、赤ちゃんの着がえやらオムツやらミルクの準備やらの荷物も二倍・・・。双子とちょっと出かけるだけで体力と気力をゴリゴリと削られます。

え?これは出かけるなということか!?と運命を呪いたくなる気持ちも分かります(笑)

おでかけは、他の大人の手が借りれるときのみに決めたり、
買い物はネットスーパー食材の配送サービスなどを活用して乗り切りましょう。

双子のおでかけの、もう一つの問題は、注目を浴びてしまうこと。

「あ、双子~。」「可愛い。」は嬉しい反面、「羨ましい!」「何でも一度にすむから年子より楽ね~。」なんて言われた日には、相手に悪気がないのが分かっていても、「こっちはツラいんだよ!!」と憤慨してしまうこともしばしば。

ちなみに私は、双子用ベビーカーを押していた時に、見知らぬおじさんが小走りで追い抜いてきて、振り返りざまに、「何だ!似てないな。」と言われて愕然とした経験があります。

世の中には失礼な人(笑)も一定数いるので、あんまり気にせずに、「可愛い。」という賛辞だけ受け取っておきましょう。

双子用ベビーカー

一人用と比べると断然重いです。ママの力だけでも操れるものを選んでください。(車移動のママは、車に自分で乗せられるかをチェック)横型と縦型どちらでも良いです。自分に合ったものを選びましょう。

横型二人を同時に確認できるというのが大きな魅力。ただ、幅が広いので通れないところもあります。
駅の改札は、車いす用の改札などから通れるのですが、スーパーのレジはそうはいきません。
横型を選ぶ場合はレジを通れる幅なのかを確認してください。

縦型は、横並びのように幅をとらないのが大きな魅力。ただ、前列をママが確認できない。後列の子が景色が見えれないのでグズりやすい。ハンドル操作が横型よりは力が必要。という難点があります。

実物を見て扱える重さなのかを見極めて購入をした方が良いです。

横型の代表アップリカ。私はコンビ派でしたが、どちらのメーカーも昔より格段に軽さなどの性能がアップしているようで、今の双子ママが羨ましい。

縦型は私は使用していませんでしたが、やはりこちらも数年前とは比べ物にならないほど、重さや操作性がアップしています。

こちらは、一時期気になっていた高低差のあるタイプ。幅も取らずに大きさもコンパクトだし、扱いやすそうだし、後列の子も景色が見えるしと、縦型と横型の利点を併せ持っています。ただし、こちらは乗せられる月齢がちょっと遅め。私はそこで断念しましたが、双子用ベビーカーをお下がりでもらって二代目にコンパクトなものを・・・と考えている方には良い用品です。

前席=生後6ヶ月から使用可能。後席=生後3ヶ月から使用可能。となっています。

バギーは双子用でも一人用でも用途に合わせて

双子が1歳をこえたあたりから、使用できるバギー。

双子用ベビーカーもいいけれど、やはり重くて持ち運びが大変ですよね。
軽くて手軽に利用できるバギーは、ちょっとしたおでかけ時の強い味方です。

1歳を超えたあたりから、電車などで長時間の移動をする時以外はバギーばかり使っていました。

軽いというのが一番の魅力です。

バギーはそんなに張り切っていいものを買わなくても、必要最低限の機能さえあれば十分使えました。

抱っこ紐って必要?

双子用だっこ紐もあるんですが、体に自信のないママ(特に腰の弱いママ)は無理はしない方がよいです。
知り合いの双子ママは、無理してぎっくり腰に・・・(‘Д’)

私は短時間の移動にかぎって、おんぶと抱っこでしのいでいました。
おんぶ→エルゴ 抱っこ→お下がりの抱っこ紐 といった感じの二つ着けをしていました。

一人目から色々試しましたが、やはり抱っこ紐はエルゴが一番オススメ!肩の負担と、腰の負担が段違いで楽です。いろいろオプションがありますが、双子に限って言えば、最初はそんなに外出もできないので一番シンプルなセットでも間に合います。

体力に自信のあるママは双子用抱っこ紐を利用するのが楽。セットになっているので別々のものよりも装着しやすいです。単独の抱っこ紐としても使えるのがうれしいですね。

双子育児・乗り切るコツ5つ!まとめ

双子育児で実際私が活用したものや、双子仲間から聞いて便利そうだったグッズをまとめてきましたが、最後に双子育児を乗り切るコツ5つをご紹介したいと思います。

双子育児を乗り切るコツは5つ!

  • 全力で人に頼る
  • 完璧やこだわりをやめる
  • 同時にできる事はまとめる
  • 家事はズボラで
  • 双子ママとの交流をしてみよう

全力で人に頼る

私だけでなんとか頑張ろう。なんて絶対に思ってはいけません

絶対に思わないでください。(大事な事なので二回言います。笑)
お母さんの健康が子どもの健康につながります。
両方の実家、行政サービス、民間サービス、受けられるものは全てうけてしまいましょう。

完璧やこだわりをやめる

三人育てた私が思う事。それは、適当でも何とかなる!!(力説)

子どもが泣き止まないと、ママはどうしても、泣き止ませたくなってしまうもの。

特に一人目が双子だった場合は、何をしていいか分からずに、自分が泣きたくなることもあるでしょう。

でも子供は泣くのが仕事のようなもの。ママが焦る心は子どもにも伝わります

そういう風に思って一人が泣いていても焦らずにいるくらいで構えていたほうが案外うまくいくものです。

同時にできることはまとめる

双子育児はとにかく、いかに時短に行えるかが勝負です。
授乳はどちらかが泣いた時ではなく、二人同時にする。
離乳食も、別々のお皿に盛り付けずに、二人分を盛り付けたお皿で交互にあげる。
お風呂はバスチェアなどを利用して二人一緒に入れる。

など、まとめられる所はまとめて!減らせる負担はへらしてOKです。

家事はズボラで

双子が大変なうちは、掃除は週に一度だけでもいいんです。

多少部屋の隅にホコリがあっても誰も死にません。(ハウスダストアレルギーなどがあれば別ですが)

料理も総菜ばかりでもなんとかなります。

それよりも、自分の眠る時間、息抜きの時間を確保して体力を温存していくほうが、まわりまわって子どものためになります。

双子ママとの交流をしてみよう

地域に双子サークルなどはありませんか?
あれば、勇気を出して入ってみることをおすすめします。

双子育児の辛さ、大変さは同じ双子育児を経験したママ同士が一番分かってくれます。
負担にならない程度に参加して、悩みや育児のアイデアなどの情報交換をしましょう。

先輩双子ママが神に見える瞬間もたくさんありますよ。

双子育児まとめ

双子育児の辛さを長々と説明してきましたが、双子育児でしか味わえない楽しみもあります。

双子コーデを楽しんだり、シンクロする動きに萌えたり、大変さの分だけ可愛さも倍増。

また、街をあるくと同じ双子を育てた先輩ママさんに声をかけられることもよくあります。その時はお互いに謎の連帯感が生まれて楽しいです、これは双子育児を経験しないと味わえないものです。

少しおおきくなれば、二人だけで遊んでくれるようになったりして、案外一人の時よりも楽に感じる瞬間があったりもします。

めげずに、上手に人に頼って息抜きしながら双子育児を乗り切っていきましょう!!