最近、発酵食品の良さが見直されて腸活がブームになっています。
手軽な発酵食品であるヨーグルト。日本の伝統食である納豆。
他にも味噌・塩こうじなど色んな発酵食品がありますよね。
発酵食品は1種類ではなく色んな種類を食べるのが1番よい食べ方だそうです。
でも忙しい日々の中で、自分の力だけでたくさんの種類の発酵食品をたくさん食べるってちょっと難しいと思いませんか。
もっと手軽に発酵料理が食べられるお店があれば・・・
今回はそんなワガママな私の願いを叶えてくれた、手軽に「発酵食ランチ」が食べられる奈良県のお店を2つご紹介します。
所在地: 〒630-8302 奈良県奈良市白毫寺町228
電話:0742-24-2178
営業時間:11時~ランチ終了まで(ディナーは完全予約制)
定休日:日曜日
所在地: 奈良県宇陀市榛原山辺三474-1-1
電話:0745-82-6835
営業時間:ランチタイム 11:00~14:00
カフェタイム 14:00~16:00
定休日:火・水曜日
2つのお店に行ったそれぞれの特徴や感想などを、くわしくご紹介していきます。
糀料理とビオスチームのお店「えん」
「えん」は、奈良県奈良市高畑町の「白毫寺」というお寺の近くにあるお店。民家が立ち並ぶ細い路地の一角にある古民家カフェ。
お店のオススメは一番人気のランチプレート1430円
ワンプレートに色んなお料理がちょっとずつ乗っているという形のランチです。
今回はなんと8種類のおかずが乗っていました。色んなものを少しずつ食べられるのが楽しい☆
お店のパンフレットに、「全てに自家製発酵調味料を使った、麹たっぷりのお料理を提供します。」とあります。
その通り、お料理すべてに発酵調味料が使われています。
家ではできないお店ならではの贅沢ですね。
お米は季節によって押し麦や黒米などさまざまな雑穀米になるようです。
お料理一つ一つがとっても美味しくてワンプレートをペロッと食べられてしまいました。
ただ、ちょっと食べ盛りの男性には物足りない量なので、その辺は注意が必要です。
(ご飯の大盛も可能だそうです。)
ちなみに、プラセボ効果なのかもしれませんが、次の日はお腹の調子がめちゃくちゃ良かったです!おそるべし。発酵パワー。
何度でも訪れたいお店です。
お店の中にはその日のメニューが書かれた黒板があって料理の説明が丁寧に書かれています。
これはスタッフさんの手書きだそうで、メニューへの愛が伝わってきます。
それを見ながらこの甘さは甘糀(甘酒)なのかぁ。とか、塩こうじと柚子って合う~~!!なんて思いながら食事を食べられるのも楽しかったです。
ビオスチームも利用できます
「えん」では、カフェとは別室でビオスチームもやっています。
よもぎ・クマザサ・モリンガ・柿の葉・スギナ・ウコン・・・などなど
他にも色んな発酵薬草を使ったビオスチーム。どれも体によい薬草ばかり。
心地よいと感じる温度のスチームが身体を温めて余分な老廃物を汗として出してくれます。
スタンダードコースが 40分で 5000円
プレミアムコースが 60分で 8000円
となっています。
私は友人とスタンダードコースを受けましたが、40分でもばっちり汗をかいてめちゃくちゃスッキリしましたよ☆
ちなみに、スタッフさんの言うには、ビオスチームは菌をまとうセラピーなので汗をかかなくても問題ない。
とのこと。
個人的には自分が使う発酵薬草を自分の手でかき混ぜて「菌と仲良くなりましょう。」とスタッフさんに言われたのが面白かったです。
ランチもビオスチームも楽しめる「えん」
奈良から高畑へ一足伸ばして是非行ってみてくださいね。
発酵カフェ小春日和
「小春日和」は奈良県宇陀市にある発酵料理が食べれれるお店です。
国道165号線「長谷寺」周辺から少し足を延ばした国道沿いにあります。こちらのお店コンセプトが「大正浪漫」。
古民家を店主さんのセンスでとても可愛くリノベーションされています。
和と洋が絶妙に混ざる空間がとっても可愛らしい店内。
私も大正時代の建築とか装飾品とかが好きなのでグッとくる内装でした。
こちらも人気メニューは「糀美人ランチ」。
派手さはないですが、どれも手の込んだ料理と言うのが一目で分かる内容。
地産地消にもこだわっているそうで、地元宇陀産のお野菜がたくさん使われていました。
そして、器にも大正浪漫が意識されているもの面白い。
もちろんどのお料理にも発酵食品が使用されています。
テーブルのメニュー表の中に、一つ一つのお料理の説明が事細かに書かれています。
糀(麹)についての説明も乗っていて文字を読むのが好きならこれも楽しい。
私は、「糀を食べると糀美人に!」
というフレーズがものすごく心に残りました(笑)確かに腸の健康はダイレクトにお肌にくるもんね。
当然のことながら、次の日のお腹の調子がとても良かった。
こちらも定期的に通いたいお店です。
ちなみに、店内の隅のスペースでは「クスリ絵」なるものが売られています。
幾何学模様のアートみたい絵で、内科医の丸山修寛さんが、物理学や東洋医学・・・その他もろもろを合わせて開発されたそう。
効果のほどは分かりませんが、興味のある方は覗いてみるのもたのしいかもしれません。
大正浪漫あふれる店内で発酵料理が楽しめる「小春日和」
是非おとずれてみてくださいね。