料理

ホームベーカリーでできる簡単おいしい焼き芋の作り方

焼き芋って美味しいですよね。私も子供も大好きです。

今回は自宅にホームベーカリーがある方は必見!
簡単に焼き芋が作れちゃいますよ。

キャンプに行ったときなどに炭火で丸ごと焼いた焼き芋は格別の美味しさです。とはいえ、炭火なんて手軽にできるものではないので、何とか自宅で手軽に焼き芋が食べたい!と思っていました。
先日、たまたま見た雑誌(Drクロワッサン)でホームベーカリーから焼き芋を取り出している人の写真が!!・・・これならできる(#^.^#)
と試してみたところ、驚くほど簡単に焼き芋が作れたのでご紹介したいと思います。

女性の味方。さつま芋の魅力

せっかくなので、さつま芋の栄養なんかもご紹介していきたいと思います。
「栄養なんていいから、早く焼き芋を作りたいよ!!」という方は目次から作り方のリンクへ飛んでくださいね!(^^)!

さつま芋の基本

鹿児島(旧名・薩摩)から日本全国に広まったのでさつま芋と呼ばれる芋。
旬は秋~冬にかけてですが、一年中出回っています。
買う時は「皮の色が鮮やかで、ツヤがあってひげ根のないもの。」を選ぶと良いですよ。

さつま芋の一番の特徴は芋の中で唯一「アミラーゼ」という消化酵素を含んでいる事!
アミラーゼはでんぷんを糖に変えるはたらきをもっています。それが、貯蔵中も酵素が働き続けて、でんぷんを分解し続けてくれます。
とれたて新鮮なものよりも、収穫後15日ほどたった芋のほうが実は美味しいのです。


加熱するとその効果は爆増。60~65℃まで徐々に加熱するとアミラーゼが十分に活性化。高温で一気に過熱したときよりも甘みの強い芋にしてくれます。これが石焼き芋が美味しい理由なんですね。

さつま芋を女性におすすめする理由3つ

さつま芋には女性にうれしい栄養がたくさんあります。たくさんあるうちの3つだけをご紹介。

  1. 食物繊維が豊富!だから便秘に効果的
  2. お肌の味方、ビタミンCの補給に最適
  3. ファイトケミカルで抗酸化作用

詳しくみていきましょう

食物繊維

さつま芋は食物繊維がとっても豊富な食品です。
食物繊維は、腸を刺激して腸の蠕動運動を活発にてくれ、さらに、便の量を増やしたり、便の排せつを促したりする効果もあります。それに加えて、食物繊維は腸内細菌が大好きな餌!!腸内の善玉菌が活発に働くことで、腸内環境を良好に整えてくれて、しつこい便秘の解消はもちろん、体の不調の改善も期待できます。

ビタミンC

コラーゲンの合成をサポートしたり、メラニン色素の沈着を防いでくれたりと、美容と健康に欠かせないビタミンC
しかし、水によく溶けて、熱に弱いという欠点があります。
その点、さつま芋はビタミンCが豊富にあるだけでなく、でんぷん質が包み込むように守ってくれているため、調理によるビタミンCの損失が少ないという特徴があります。
これはさつま芋ではなく、ジャガイモなど他の芋にもいえること。芋はビタミンCを取るのにとってもオススメの食品です。

ファイトケミカル

ファイトケミカルとは、ビタミンやミネラルなどの栄養素とは別に植物だけが作り出せる天然の機能成分の事をいいます。トマトのリコペン。ぶどうの皮のアントシアニンなどが代表的。
そんなファイトケミカルがさつま芋の紫色の皮の部分に多く存在し「抗酸化作用」があるといわれています。さつま芋を食べるときは皮まで全部食べたほうがその効果を丸ごと頂くことができます。

ホームベーカリー焼き芋の作り方

さつまいもの魅力を理解したところで、焼き芋を作っていきましょう!!
準備も調理もとっても簡単。というかほぼ放置です(笑)

準備するもの

  • ホームベーカリー(メーカーや機種は何でもOK)
  • アルミホイル
  • さつま芋 3~4本(中くらいの大きさのもの)

作り方

① さつま芋をざっと洗い、水気を切らずにアルミホイルを巻く。(水気を切らないことでアルミホイルの中で蒸し焼き状態にしてくれる)

② 羽をとったホームベーカリーの中に芋を縦にならべる。

ホームベーカリーの中の羽を取るのを忘れずに。

③ ホームベーカリーの「焼き」の機能でスタートのボタンを押して焼く。(加熱時間は さつま芋の大きさによって
1時間~1時間30分ほど。)

うちはSIROCAのホームベーカリーなので12番「焼き」を選択。今回は1時間20分加熱しました。

④ 焼きあがったらアルミホイルの上から竹串などを刺す。スッと竹串が通ったら火が通っている証拠。(ちょっと硬いようなら、そのままホームベーカリーの中で10分ほど放置。余熱でさらに火を通します。)

今日も、美味しくできました☆

まとめ

ホームベーカリーで簡単にできる焼き芋、いかがだったでしょうか。

作ってから冷凍しておけば、甘さそのままに食べたいときに食べられて便利です。自然の甘さで、お子さんのオヤツにも最適。食育にもなります。

近頃の糖質制限ブームで糖質量の多いさつま芋が避けられてしまう傾向にありましたが、さつま芋は食べ過ぎなければ、体によい栄養がたっぷりと入っているとってもオススメの食品です。

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。